学部卒の理系就活生の実態とは?メリットデメリットなどを紹介!!

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理系で学部卒の就活について紹介!!就活を成功させるために必要なことを解説します!!

今回は学部卒で就職するコツやメリット・デメリットについて解説していきます。学部卒で就職しようと思っている方、大学院に進むか迷っている方はぜひ見ていってください!!

学部卒の理系就活生がするべきポイント4選!!

理系で学部卒の就活生が心得ておくべきポイントは主に5つあります。

・自分の専門にこだわりすぎない
・勉強以外の強みをアピールできるようにする
・活躍している社会人の話を直接聞く
・研究のスキマ(隙間)時間を有効活用する
・理系専門の就活サイトで情報を集める

この5つです。
では紹介していきます!!

ポイント①|自分の専門にこだわりすぎない

大学で学んだことを活かしたいが故に専門性にこだわりすぎてしまうと就職先の選択肢を狭める原因になります。そもそも、今の専門分野が自分に本当に合っているとは限らないので、就活では視野を広めて様々な分野を見ることが重要になってきます。

ポイント②|勉強以外の強みをアピールできるようにする

理系の就職では専門性が高ければ高いほど簡単に就職できるイメージがあるかもしれませんが、そうでもありません。特に学部卒では専門性はあまり見られません。(後ほど解説します。)ですから、専門以外のスキルが必要になってきます。具体的には…

・コミュニケーションスキル:企業ではチームで働く場合がほとんどなので、伝えたり、聞いたりする技術(コミュニケーションスキル)は重要です。
・論理的思考力:この力は専門分野を磨いているうちにある程度身につきます。
・課題解決力:実験などで頑張って鍛えましょう。

ポイント③|研究のスキマ時間を有効活用する

理系の場合、一般的な就活の時期でも研究活動で忙しいことが多いです。ですから、エントリーシートや履歴書は研究のスキマ時間などを活用して進めるのがおすすめです。また研究以外の時間でもスキマ時間を見つけ就活を進めるのが良いでしょう。

ポイント④|理系専門の就活サイトで情報を集める

理系専門の就活サイトでは、総合的な就活サイトからは手に入らない情報を入手したり、時間がない理系大学生に適したイベントや、サービスがあります。効率良く就活する上で就活サイトは便利ですが、理系専門の就活サイトはより便利です。

理系の就活はいつから?4つの段階に分けて紹介!!

多忙な理系学生はしっかりとしたスケジュールを組んで就活に望むことが重要になってきます。理系の就活スケジュールを知り、余裕をもって就職活動を進めましょう!!

スケジュール①|就活準備

業界研究、企業研究、自己分析などはこの準備期間に行いましょう。

・業界研究:世の中ににはどのような業界があり、「何をしているのか」を調べる作業です。
・企業研究:その業界にはどのような企業があり、「その企業が何をしているか」を調べる作業です。
・自己分析:自己分析です。その名の通り、自己を分析します。自分が何をやってきたのかや、長所や短所をまとめます。

期間はこれらの作業をサマーインターンが始まる前の4年6月までに終わらせましょう。目安として開始時期は3年の4月ごろが良いでしょう。

スケジュール②|エントリー受付開始

学部4年になる直前の3月1日から、企業へのエントリーや社会説明会の予約が始まります。説明会やセミナーに参加してより具体的な情報を得ましょう。この時点では就活本番と準備期間の中間点あたりのイメージです。

スケジュール③|選考解禁

学部4年の6月ごろには選考開始日、面接などが始まり、採用が確定する時期に入ってきます。選考が始まると段々と内定が出て残りの枠が減っていくので、早いうちに動き出しましょう。この時点で準備期間は完全に終了し、就活本番になります。

スケジュール④|内定式

10月ごろに内定式を行う企業は多くあります。しかしこの時点で内定を獲得できていない学生や、採用枠を埋める事が出来ていない企業もあります。そのため、この時期でも就職活動をすることがあります。

学部で就活を経験するメリット・デメリット

理系の就職活動において、学部卒が院卒に比べて良い点(メリット)と悪い点(デメリット)について紹介します。

メリット①|求人の数が多い

求人数から見ると学部卒は就職先の選択肢が多いという特徴があります。理系の院卒が目指す企業は「院卒専用の採用枠」が設けられていることがあります。裏を返せば「学部卒なら、枠にとらわれず就職先を探すことができる」ということです。

メリット②|院卒よりも2年早くキャリアを積める

院に進んだ場合、社会人として過ごす時間が短くても2年遅れます。事実学生として過ごす2年と社会人として過ごす2年の差は大きいです。その差は自分の2年上の先輩と比べた時に感じる知識の差より大きいです。学部卒が持つアドバンテージの一つは院卒に比べて2年分社会人として経験を積めることです。

メリット③|売りになるの専門ではなくポテンシャル

企業は理系の学部卒に対しては専門性ではなく「成長の余地」を期待を持っています。もちろん業種に関する一定の専門知識は問われることがあります。ですが、即戦力ではなくても「将来的に活躍してくれるポテンシャルがある」ことが採用する上での判断基準になります。ですから、もし専門性に自信がなくてもあまり問題になることはありません。

デメリット①|理系特有の学校推薦の道は狭い

理系の場合、研究室と企業の間にパイプがあり学校推薦を受けるという就職ルートがあります。選考フローが短縮されるため、内定までの時間が早いという点ではメリットとなります。ですが、学校推薦は一定以上の実績や能力が条件として設けられています。そのため、学校推薦に関しては学部卒の就活生は院生に対して不利であるという事です。

デメリット②|志望する部署に配属されない可能性ある

理系学生は大学での研究内容を活かせる職種のほかに、思考能力や数字への強さを活かす職種に就く道があります。ですが、研究内容に直結しない企業に就職を決める際には注意払う必要があります。そうした企業は専門性を重要視するのではないので、志望する「専門的な部署」に配属されない場合があります。

今回のまとめ

いかがだったでしょうか?
今回は理系就活の中でも学部卒を中心に紹介しました。想像していた理系の就活とは違ったこともあると思います。なにせ、理系の就活で連想されるのはおおよそが院卒の就職活動ですから。

個人的な意見として、学部卒の就活は柔軟性が高いと思います。専門分野に捕らわれないことや、文系就職が可能なこと、などのメリットが多いことが挙げられます。時間がないことを指摘されては返す言葉もありませんが…

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